バリアフリー情報室

体の機能を失うという事

2016/10/14

バリアフリー情報室

自分のイメージをつくり直す難しさ

高齢になってくると、人は誰でも、年々身体機能が衰えていくのを感じます。

しかし、それは通常、徐々に起きていく現象です。

そんなゆっくりと起きていく老化でさえ、
自分として受け止めるのは、難しいものです。

「こんなに体力が落ちたのか・・・」とか
「こんなに字が読みにくくなったのか・・・」とか

40代にもなってくると、誰しもが感じてきますし

50代以降になると、それがさらに顕著にもなってきます。

しかし、病気や怪我で、突然歩けなくなったり・・・
見えなくなったり・・・

体の機能の一部をなくすという事は
それを受け止めるのがどれほど難しいか

想像を絶するものがあります。

生きていく気力がなくなったり
何もする気がしなくなるというのは
ごく当たり前のことだと思います。

それでも、
当社に来られるお客様のように
家を作り直すことで、自分の人生をも作り直そうとされる
方々を、日々拝見させていただき

いろいろなことを思わされます。

一つは尊敬の気持ちです。

もう一つは、
人間というのは、やはり自分の人生をそう簡単には
あきらめきれないのだという感覚です。

そこにとても、愛おしさを感じます。

私がバリアフリー住宅をつくり続ける原動力は
そこにある気がしています。

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